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上部や外部、外掛けと底面フィルターの直結は半連結がベスト!

ろ過能力アップのため、底面フィルターに外掛けフィルターや上部、外部フィルターを直結する人が多いけど、ニッソーによれば、実は「直結」よりも「半連結」のほうが良いらしい。

ネットなどでも、底面フィルターの立ち上げパイプと、外掛けや上部、外部の吸い込みパイプの径が合うか合わないかといった書き込みをよく目にする。しかしながら、この指摘によれば、底面フィルターと外掛けや上部、外部式フィルターをつなぐなら、そもそも「スカスカ」ぐらいでちょうど良いということになる。

つまり、すき間なく直結してしまうと、モーターの力によって底面フィルターを通る流量が強制的に増えてしまい、底面フィルター本来の生物ろ過の力を発揮できなくなってしまう。また、万が一目詰まりを起こすと、ろ過自体が崩壊することとなってしまう。ちなみに、底面フィルターに使う砂利は大きめの砂利を直に置き、ウールマットなどは使わないほうが良い。

また逆に、外掛けや上部、外部フィルター側から見ても、底面フィルターと隙間無く直結してしまうと、生物ろ過は強化されるかもしれないが、肝心の物理ろ過としての機能を全く発揮できなくなってしまう。

ニッソーによれば、上部や外部、外掛けと底面フィルターを繋ぐ場合は、直結よりも半結(半連結)がベストな繋ぎ方ということになる。つまり、スカスカにつなぐか、外掛けや上部、外部フィルターの吸い込み口にあるストレーナーの半分までを連結するようにして、吸い込みの半分は底面から、もう半分は水中から吸い上げるように連結するのがベストということになる。

そうすれば、底面フィルターの水の通りも本来の使い方(エアーリフト式)と同じぐらいの流量になり、また、水中のゴミ取りは外掛けフィルターや上部、外部式フィルターで出来るようになる。また、底面フィルターの弱点だった物理ろ過も、上部や外部、外掛けフィルターで補うことができるので、まさに一石二鳥となる。

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また、抜群のろ過能力を誇る底面フィルターも、それ単体で使うには動力源としてエアーポンプを使わなければならないけど、エアーポンプを使うと、どうしても騒音が発生したり、エアリフトによる水のしぶきや飛沫も発生してしまう。

騒音が発生したり、エアレーションの水のしぶきや飛沫が起こる水槽だと、リビングやダイニング、寝室などに置く水槽としては、どうしても衛生的に不向きになってしまう(気にならない人もいますが)。

その点、上部や外部、外掛けと半連結で繋げば、動力は水中モーターとなるので静かになり、水の排水も静かになる。また、ブクブクのようなエアレーションによる泡の発生も無くすことが出来る。水槽のような長期にわたって水が留まるところにはエロモナス菌やレジオネラ菌なども繁殖するので、ダイニングなどに水槽を置く場合は、特に水の飛沫には注意が必要だ。

個人的には、底面フィルターと上部式フィルターが最強の組み合わせだと感じる。なぜなら、上部式フィルターはエアレーション能力が高く、エアーポンプに代わる酸素供給を十分補えるから。もちろん、外掛けフィルターもエアレーション能力は高いので、枠無し水槽ではこちらがベストな選択だと思う。一方、外部式フィルターはどちらかと言えば水草水槽向きのフィルターで、エアレーション的には少し劣るかもしれない。

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外付け+底面直結 Yahoo!知恵袋
ニッソーのバイオフィルター45とフラットフィルターSを連結することはできますか Yahoo!知恵袋

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