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桜錦の選び方は背なりとモザイク透明鱗?白勝ち更紗が綺麗!

桜の季節に似合う金魚といえば、やはりなんといっても桜錦。黒バックの水槽に水草の緑を配し、そこに桜錦を2~3匹泳がせれば、気分はまさに桜の花見といった感じです。

金魚の魅力といえば紅白の更紗模様だけど、桜錦の場合は鱗が透明なので紅白の赤が「淡いピンク色」に見える。まあ、その辺が桜錦と呼ばれる理由なんだろうけど、とにかく、その淡い桜色がかなり綺麗なんだよね。

普通の金魚がビビットな紅白カラーだとすれば、桜錦はパステルカラーの紅白模様といった感じ。まさに桜色の金魚なわけです。

で、そんな桜錦の選び方だけども、個人的には赤の多い赤勝ちよりも白が多い白勝ちのほうが綺麗だと思う。あと、一般的には「モザイク透明鱗」と言って、透明鱗だけでなく普通鱗(光を反射する鱗)が数多く入っているほうが良いとされているけど、個人的にはこれも少ないほうがパステルカラーが邪魔されなくて綺麗だと思う。

あとは体つきで、桜錦のような背びれの無い筒型の金魚は、背中に凹凸が無く綺麗に丸くなってる個体が良いとされている。水槽だと背中のラインが否応にも目に入るので、この背中のラインだけは気にしたほうが良いかもしれない。

桜錦

問題は紅白の更紗模様。この紅白の模様の入り方で、桜錦が本当に桜に見えるかどうかが決まってくると思う。個人的には、目先から尾ヒレまで、まさに「まばら」に紅白が配色されている個体が良いと思う。

中には頭が真っ白だったり真っ赤だったりするものや、尾ヒレに全く赤が入っていない桜錦もいるし、胴体がベタ赤だったりするのもいる。一般的にはこういう模様も良しとされているけど、個人的には桜らしさを出すには、やはり頭や尾ヒレにも紅白の更紗模様が入ってるほうが見栄えがすると思う。

もっとも、そういう柄の良い桜錦は価格的にもゴージャスな桜錦になっちゃうんだけど。でも、桜錦の価格はコブ(肉りゅう)の発達具合やモザイク透明鱗の入り具合でかなり左右されるので、自分のような桜柄だけにこだわるなら、2,000円前後の比較的手に入りやすい桜錦の中でも意中の桜錦を見つけることは可能だと思う。

ちなみに、桜錦の相場は明け2歳で2,000円前後で、3歳でも高くて10,000円を切るぐらいが一般的。ランチュウのようにコブが発達した上物となれば、2歳でもそれこそウン万の世界になってくるとは思うけどね。

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金魚・桜錦道~桜錦愛好会~

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