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地震でも水がこぼれない!?オールガラス水槽!!

 

 

地震がある度に「この水槽にしておいてよかった」と思う水槽がある。関東なので熊本地震の影響は無かったものの、東日本大震災では震度5強の大きな揺れがあった。しかし、この水槽の仕組みのおかげか、水槽の水は全くこぼれないで済んだ。

金魚や熱帯魚、アクアリウムを諦める理由は人それぞれだろうが、「地震で水がこぼれ、家族の反対にあったから」という話はよく聞く。ならば、地震でも水がこぼれないなら、アクアリウムを諦める必要は無くなるわけだ。

この水槽、画像にあるように水槽の上部にフランジと呼ばれる3~4センチの枠が付いている。この枠は水槽の強度を上げるものだが、この枠がうまいことに"地震対策"にもなっている。この枠のおかげで水槽の水が上下左右に大きく波打っても水かこぼれない。溢れる水をこのフランジが受け止めてくれるのだ。

アクリル水槽(背面・底面黒タイプ)

また、横から見た印象はオールガラスの水槽そのもの。フランジ付きとはいえ、枠付き水槽のように黒いプラスチックの枠などは付いていない。よって、見た目もスタイリッシュでかっこいい。インテリア性にも優れ、水草を使ったレイアウトもオールガラス水槽以上に涼しくクールに演出することができる。

この水槽、実はガラスはガラスでも「アクリルガラス」の水槽。アクリルガラスとは何ぞや?という人には水族館の水槽を思い浮かべてもらうといい。水族館に使われている水槽がアクリルガラス。通称「割れないガラス」と呼ばれるアクリル樹脂で出来た透明な板だ。

その特徴は、なんといっても軽いこと。60センチ水槽でも片手で持つことができる。水槽の重量を少しでも軽くしたい人にはまさにおすすめな水槽だ。また、アクリルガラスは普通のガラス水槽よりも透明度が高い。その透明度はガラス越しに写真を撮るとよく分かる。金魚や熱帯魚、水草などもシャープにクリアに撮ることができる。

アクリル水槽と金魚

唯一のネックは普通のガラスより価格が高いこと。全面透明タイプで15,000円ぐらいはする。うちにある背面と底面に黒板を使用している黒板タイプだとさらに数千円高くなってしまう。とはいえ、黒板タイプだとバックスクリーンを貼る必要がないし、バックスクリーンを貼るよりも照明の反射が無く綺麗に仕上がる。個人的にはこちらがおすすめだ。

家庭の水槽でもアクリル水槽を選択する意味はあると思う。なにしろ、「地震でも水がこぼれない」水槽であり、「ガラスより割れにくい」水槽なのだから。

P.S. 水槽台の固定をしていないと水槽自体が倒れたり、ずれ落ちることがあるので注意。

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