海外の鯉愛好家が次に目を向けるのは金魚!?
最近、ペットショップへ行ってもアクアコーナーの盛り上がりに欠ける感じ。主力は完全に犬と猫だし、グッズ、用品もアクア関連は品揃えが悪い。
なにより、アクアコーナーも熱帯魚メインで金魚はおまけ程度。金魚が販売されていてもいわゆる定番種の小さめの金魚ばかり。思わず足が止まるような大きく迫力のある金魚はあまり売られていない。
そもそも、ペットを飼う動機は簡単に言えば「可愛い」とか「綺麗」とか「かっこいい」とかだろうに、ペットショップのアクアコーナーにはそういう魅力を感じる熱帯魚や金魚がほとんど販売されていない。
Goldfish kingdom Beautiful oranda
立派な金魚にはそれなりの魅力があると思う。模様が綺麗だったり、迫力のある大きさだったり、優雅なヒレだったり。大きめの水槽にこれ等の金魚が泳ぐ様は、とても華やかで見映えがする。
もっとも、ペットショップとしてはあまり単価の高い金魚を仕入れても売れなければ損をするだけかもしれない。その辺が難しいところだけれども、今の金魚売り場を見る限りでは、金魚や水槽に興味が無い人に対して何のアピールも出来ていない売り場に見える。
日本の養魚場も年々経営が厳しくなって少なくなってきている。海外ではセレブの間で鯉がステータスのように人気になっているらしいが、なぜ海外の富裕層は金魚には目を向けないのだろう・・・。鯉と違って、金魚であれば水槽で室内でいつでも鑑賞できるし、そもそも横からその美しさを鑑賞できるのに。
日本では金魚が人気になる気配は感じられない。金魚が再び人気となるには、海外の鯉愛好家が金魚へ目を向けてくれるのを待つしかないのかもしれない。
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