新事実!病魚薬を水槽に入れて薬浴してもろ過、バクテリアに変化を及ぼさない!
GEXラボの最新の研究によれば、金魚や熱帯魚の水槽で病気が発生した時、メチレンブルーなどの薬剤を水槽に直接入れて薬浴しても問題ないことが判明したらしい。
ろ過材に常在するバクテリアを調べた結果、これらの薬剤を添加しても、ろ過材に常在するバクテリアの種類に変化を及ぼさなかった...
つまり、長年アクアリストにとって科学的根拠が無いまま常識と考えられていた「金魚や熱帯魚が病気になっても水槽に薬を入れてはダメ」は完全に否定された・・・。
また、GEXの研究では、ろ材の水道水洗浄についても今までの常識「ろ過材を水道水で洗ってはダメ」も否定している。
軽い水道水洗浄ではろ過材に常在するバクテリアに対する影響は少ない...
ろ材を一分間、水道水をかけ流して洗浄しても菌数は1/6程度までにしか減らなかったらしい。もっとも、ろ材を1分間も洗浄する人はいないだろうけど。軽く洗う分には問題なさそうだ。
金魚の場合、ろ過を維持するより水替えと掃除、リセットを繰り返したほうが病気が出ないことは知られてきた。とはいえ、こうして科学的に証明されると少し驚く・・・。
GEXラボはさらっとHPで発表しているけれど、この研究結果って、かなり衝撃的な新事実なのでは?と思ってしまう。
アクアリストも古い知識は捨てていかないといけないようだ・・・
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