なぜなに水草

流木に活着したリシアが増えて入道雲のよう

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リシアの木。水面に浮かんでたリシアがいつの間にか流木に着いたもの。最初はちょろちょろ着いてただけだったけど次第に森のように増殖。段々上に上へ増えていく感じで、なんとなく夏の入道雲のように見えなくもない。

リシアってテグスなどで巻かないと流木には活着しないはずだけど、うちの場合は流木に着いていたモスやコケに絡まって活着した模様。よって、正確には活着とは言えないのかもしれない。

環境が良いのか過密で栄養豊富なのか、水草はどれもぐんぐんと成長。水面に浮かぶアオクキクサなどはすぐに水面を覆い尽くす。リシアも何度かトリミングしている。CO2なんて面倒な代物は一切付けていない。照明も普通の一般的なものだ。

ヒーターもそうだけど、熱帯魚や水草飼育に必須と言われてるものって、実はそれほど必要ない場合も多い。なんでもかんでも言われるがままではなく、自分で試してみるのもいいと思う。それが飼育の楽しみでもあるし。

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金魚の病気(白点、エラ病、尾ぐされ等)にはアグテンが便利!

金魚の様子が変な時、病気かな?と思った時に便利なのがアグテン(パウダー)。殺菌剤に抗生物質も配合されていて広範囲の細菌、病気に効果がある。それでいて水草にも安心。金魚の病気、薬浴に使うにはとても便利だ。

金魚が餌を食べなくなったり(食べても吐き出したり)、エラの呼吸が増えて苦しそうにしていたり・・・。そうした症状が続く時は金魚が何かの病気にかかっているサイン。一般的には水替えをしたりフィルターを掃除したりすれば治ることもあるが、それでも良くならない場合は早めに薬浴をしたほうがいい。

こういう時、自分は先ず第一の選択としてアグテンを入れている。アグデンには液体タイプと粉末タイプがあるが、自分は粉末タイプを使っている。粉末タイプには抗菌剤のマラカイトグリーンだけでなく、抗生物質のスルファジメトキシンナトリウム(サルファ剤)も配合されている。

うちの水槽にはマツモやリシアなどの水草も浮いているので、水草にも使えるアグテンはとても便利。また、フィルターはスポンジフィルターを使っていて定期的に掃除はしているが、忙しさにかまけて掃除や水替えが十分でない事が多い。金魚はそういう時に限って調子を崩すのだが、そういう時は逆にいい機会だと思い、薬浴して水槽ごと殺菌消毒するようにしている。

よく金魚の病気は隔離して薬浴、治療すべき・・・といった意見がある。その理由は薬でバクテリアが死に、ろ過が台無しになるからだろう。しかし、薬品メーカーの使い方は全く逆で、水槽ごと消毒することを推奨している。どちらの使い方が正解かは明らか。ろ過はまたいずれ自然に出来るので、病気の出た水槽、ろ過は、一旦リセットしてしまったほうが良い。

アグテン(粉末)は、個人的な感想では白点病や尾ぐされ病だけでなく、細菌感染と思われる体表の赤み、エラの動き、呼吸の異常にも効果があるように思う。とても使いやすい薬。おすすめだ。

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マツモ、リシアの増え方が尋常でない金魚水槽

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なんだろう・・・。金魚水槽に入れたマツモとリシアの増え方が尋常じゃない。1週間前に比べさらに繁殖してる感じ。マツモとリシアはあっという間に増えることは知っているけれど、1か月前まではリシアもマツモもさほど成長する素振りは見せていなかった。

それが、ここにきて急に増えだした。明らかにここ1か月で増え方、繁殖スピードが速くなっている。水草にも旬があるのだろうか。水温が温かくなってきて成長スピードが上がっているとか? そんな話は聞いたことがないんだけれど・・・。

中でもマツモの増え方が凄い。当初は一本だったマツモが、どんどん枝分かれして今や何十本あるのか分からないぐらいに増えている。マツモってこんなに枝分かれする水草だったっけ?と目を疑うぐらいばかりだ。

この水槽は急に青水化したりと時々不思議な動きを見せる。青水を駆逐したと思えば今回はこの有様。ベアタンクが原因なのだろうか・・・。実に不思議な水槽だ。

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金魚水槽、CO2無しでもリシアは育つ!? 浮かせれば!!

リシアという水草、本来は浮き草なのだが、アクアリウムの世界では無理やり水槽の底に沈める。なぜなら、水槽に緑の絨毯のような草原を作るためだ。グロッソやヘアーグラスと共に水槽に草原を作る人気の水草なのだが、そのレイアウトを実現するためには、高光量の照明、CO2の添加、液肥の添加という厄介な手間がかかる。

しかし、リシアはもともとは浮き草。水面に浮かせて育てれば、育成自体はそれほど難しくない。いや、むしろ簡単な部類に入る。高光量の照明、CO2の添加、液肥の添加も、全て必要無い。さらに言えば、緑の草原は、なにも砂利やソイルに縛り付けるだけが能ではない。水面でも、十分綺麗な緑の絨毯、草原は作れる。

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画像は水草大好きな金魚がいる金魚水槽。本来ならあっという間に食べられてしまうのだが、隔離ネットの中なので大丈夫。全く食べられない(当たり前だけど)。そして、隔離ネットの中にはミナミヌマエビ、メダカも同居中。共にすくすくと育っている。

リシアも本来の生き方をしているためか、育成のスピードも早い。LEDの照明でも何ら問題なく育っている。コケ取りと蚊対策にミナミヌマエビ、メダカも入れているが、こちらも問題なく同居している。緑の絨毯も、ネットがあるので多少見栄えは悪いが、それなりに色鮮やかに出来ている。

下の動画は買ってきたリシアを入れた直後の動画。あれからさほど時間が経っていないが、ネットの中はリシアで一杯に。水面にメダカの居場所が無くなっていまい、しょうがなく水槽の端にもう一つ分譲したほどだ。あと、試しにアオウキクサも入れてみたが、こちらもどんどん育っている。


メダカと金魚の混泳水槽(ミナミヌマエビも同居)

 

この分だと金魚たちにも定期的におやつとして水草をあげられそう。リシアを金魚の餌にするのはどうなのだろう・・・とは思うけど。

アクアリウムあるあるじゃないけれど、やはり長くなると、することが無くなって変なことをし出す・・・。まあ、それが楽しみでもあるんだけど(´・ ・‘)

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水草のトリートメントもハイターで殺菌消毒! 金魚の餌用も安全!!

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水草はいつもハイターやブリーチを薄めた消毒液で殺菌してから水槽に入れている。水道水で洗うだけでも塩素で殺菌にはなっているだろうけど、性格的にそれでは満足できないので、ハイター、ブリーチなどで塩素を足して殺菌・消毒している。

具体的にどのくらいの濃度で殺菌・消毒しているのかと言えば、ノロウイルスなどが殺菌できる濃度。保健所などが推奨している塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム液)で作る消毒液で水草も殺菌・消毒している。

消毒液の作り方は「ブリーチ、ハイターで作るノロウイルス消毒液の作り方」を参考にしてもらいたいが、500mlの水にブリーチ、ハイターを2ml入れるだけ(ブリーチ・ハイターは洗剤の入っていない衣類・洗濯用のブリーチ、ハイターを使用)。これで大抵の菌やウイルスを殺菌・消毒できる。おまけに、茶色くコケが付いた水草もなんとなくコケ取りできて緑に復活する。この消毒液はコケの駆除もできるらしい。アクアリストにとってはかなり便利かもしれない。

もっとも、水草の消毒や貝の駆除は、アクア界で有名な「水草その前に」を使えば簡単かつ確かではあるのだけれど・・・。

ちなみに、自分の言ってる水草は金魚藻として知られるマツモやアナカリス、あるいはミクロソリウムやアヌビアス・ナナ、あとナヤスなどを指している。水草水槽に使うような繊細な水草を言っているわけではない。そこは注意してほしい。とはいえ、少なくとも今あげた水草については実証済み。枯れたりはしていないので大丈夫だろうとは思う。

消毒液は500mlのペットボトルで作り、それに100均で売っているスプレーキャップを付けておくと便利。水草だけでなく、広く一般の消毒、殺菌に吹きかけることができる。

水草の殺菌消毒に使う場合は、水から出した状態の水草にスプレーでまんべんなく吹き付け、あとは直ぐに水道水で洗うだけ。水草に付いた虫や卵は駆除できないかもしれないが、金魚に与える餌用の水草などで病気の持ち込みが心配な人とってはかなり便利。レイアウトとしてだけでなく、餌用として日常的にどんどん水槽に入れることができるのだから。

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金魚水槽にも水草? 水質安定で病気予防も!

江戸錦と桜錦

金魚水槽に水草?と思うかもしれないけれど、実は金魚水槽でも水草や砂利を入れると水質が安定しやすい。このことを経験則で知っている人は、金魚水槽といえども水草を入れることが多い。

水質の安定や浄化という点では、本来は青水が一番良いのだとは思う。しかし、水槽で青水を作るのは難しく、また鑑賞の邪魔になる。そこで水草の登場となるわけだけれども、これが意外にも青水のように水質の浄化や安定に貢献してくれる。

病気が絶えない水槽なら、水草を入れてみるのも1つの手だと思う。

写真ではモス付きの流木が写っているが、実は水面にはマツモやナナ(ゴールデン)がもっさりと浮いている。アヌビアス・ナナといえば砂利に植えたり流木に活着させたりするのが一般的だけども、実は浮き草のように浮くのだ。

マツモやモスはたまに金魚も食べているようでエサにもなっている。ナナはさすがに食べられないようで、白い根がだらしなく伸びている。しかし、この白い根やマツモの成長の早さが、水質の安定や病気の予防に一役買っていることは間違いないと思う。

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水槽で楽しめる金魚 【金魚特集】

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プレミアムモスは綺麗で育て方も簡単! トリミングも手間いらず!

プレミアムモス


プレミアムモス、実に便利で綺麗な水草。流木に活着させればまさに緑の絨毯のよう・・・。

ウィローモスのようにもっさりと増えることもなく、育て方も特に注意するところは無い。CO2も肥料も必要無く、光量もLEDでなければ(普通の蛍光灯、高ルーメンのLEDであれば)大丈夫な感じ。それでいて、葉の色は他の水草を圧倒するライトグリーン。とても綺麗。水槽がパッと明るくなる感じだ。

ウィローモスはトリミングが面倒だけれども、プレミアムモスは成長が遅いのでトリミングの手間もあまりかからない。トリミングの方法は、下のほうに光が当たらなくなってきたら上のほうを揃えるようにトリミングすればいいだけ。手間無く長期維持できるかなり便利な水草だ。

しかし、いかんせん成長が遅い。アヌビアス・ナナなどでよく言われるように、ヤマトヌマエビなどでコケ対策をしたほうがいいかもしれない。また、活着の方法も難しく、自分で流木とプレミアムモスをそれぞれ揃えて活着させるよりは、既に活着させてある流木付きプレミアムモスを買ったほうが断然安上がりだと思う。

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また、このプレミアムモス、水道水の塩素や薬には弱いようだ。一般のウィローモスなどは一晩くらいなら塩素を抜いていない水道水に入れておいても枯れないが、このプレミアムモスの場合、何故か茶色く枯れることがあった。

以前、金魚水槽にも入れようと消毒の意味もあって一晩水道水につけておいたところ、なぜか導入直後から枯れ出すはめに。もちろん、原因は水道水ばかりでは無いかもしれないが、いずれにしても注意するにこしたことはないと思う。

プレミアムモスの上で休むコリドラス・・・。プレミアムモスの絨毯の上で泳ぐ桜錦・・・。この光景はかなり魅力的だ。

P.S. 金魚の大きさ、種類によっては、プレミアムモスを食べてしまう金魚もいるので注意。

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