ミクロラスボラ・ハナビ

アオウキクサが舞い、ジャングル化したリシア・モス流木のある水槽

ハナビ、コリドラスがメインの熱帯魚水槽。奥にはかつて綺麗だったリシア、モスを活着させた流木が置いてある。手入れしていないのでジャングル化してはいるが。

最近、この水槽に金魚の餌用にアオウキクサを入れた。すると、このアオウキクサが爆殖し、水面を覆い尽すようになった。そして、ついには水面に留まれなくなったのか、水中を舞うようになった。

浮草なのに・・・。

 

 

水槽の仕様で水流は強め。以前から洗濯機状態なのでは?と思っていが、今回、アオウキクサのおかげでその水流を確かめることが出来た。案の定、グルグルと回っている・・・。ハナビが出てこないわけだ。

それにしても、アオウキクサの勢いが凄い。かつてこの水槽の主はマツモだったが、あっという間に勢力図が入れ替わった。完全にアオウキクサの勝ち。負けたマツモは、枯れはしないものの成長が止まってしまった。

成長スピードでマツモが負けるとは・・・。

とはいえ、水槽を眺める側としては、こちらの方が見応えがある。アオウキクサが沈んでは浮く様子は、見ていてとても癒される。

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ヒーター無しで2年目の冬を越す熱帯魚(コリドラス&ハナビ)

ヒーター無し水槽


金魚やメダカとは違い、熱帯魚にはヒーターが必須・・・と言われているが、本当にそうなのだろうか?

うちの熱帯魚水槽はヒーター無しの無加温。友人に指摘されて以降、ヒーターは使っていないが、寒くなってきた1月17日現在でも水温は21度と温かい。コリドラス、ミクロラスボラ・ハナビ、ホンコンプレコなど水槽にいる熱帯魚にも特に問題は出ていない。去年の冬はベタもいたが、やはり問題なく冬を越した。

そもそも、マンションなどの気密の高い部屋であれば、たとえ暖房を切った夜間でも室温は20度を切らない。水替えの水さえ水温を調整(お湯を足すなど)すれば、真冬でも水温は20度前後を維持できる。「熱帯魚にヒーターは絶対必要」というフレーズはよく目にするが、少なくとも「絶対」という文句は外してもらいたい感じだ。

冬の水温は水槽の設置環境で大きく変わるだろうが、最近の住宅などであれば、おそらくヒーター無しでも熱帯魚は飼える。「熱帯魚にヒーターは必須」などというメーカーの宣伝文句を鵜呑みにし、何の疑いもなくヒーターを使い続ける必要はないと思う。

ヒーター設置が熱帯魚人気のネックになっているのにメーカーにとってはヒーターの売り上げが必須という罠・・・。

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コリドラスとミクロラスボラ・ハナビの混泳は相性が良い!?

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うちのコリドラス水槽。もう設置してから6年は経つ。水槽は平和そのもので、当初は流木や水草に凝って色々レイアウトしてみたが、今は流木をドーンと置いて後はマツモなどの水草を浮かせているだけ。

当初、コリドラスはテトラ等と混泳させていたが、今は人気のミクロラスボラ・ハナビと混泳させている。ミクロラスボラはミャンマーかどこかの熱帯魚らしいが、アマゾン出身のコリドラスとも相性が良く、特に喧嘩をすることもなく仲良く暮らしている。

昔、カージナルなどの大きめのテトラは餌の時間になるとコリドラスを威嚇したり突っついたりしていた。しかし、今よく考えてみると、混泳魚をミクロラスボラ・ハナビに変えてからはそんな光景を目にしなくなった。

また、一時はベタや金魚(ピンポンパール)とも混泳させていた。しかし、この混泳は失敗だった。ベタや金魚は食欲が旺盛で、自分の餌だけではもの足りず、砂利の上にあるコリドラス用の餌まで食べてしまっていた。

あの大きいコリタブさえもどんどん突っついて食べてしまうのだ。崩れて小さくなると、一口に飲み込んでしまう有様・・・。その点、ハナビは突っついて食べる程度。コリドラスが近寄るとすぐ逃げるので、コリドラスが餌にありつけないなんてこともない。

ミクロラスボラ・ハナビの魅力は、その美しさもさることながら、やはり水槽内で繁殖ができる点だろう。うちはまだ繁殖に成功できていないが、それでもテトラよりは繁殖の可能性があるんじゃないかと思って飼育している。もう少し待ちたいと思う。

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ミクロラスボラハナビのオスとメスの違い、見分け方は?

 

ミクロラスボラハナビの雄雌の違い、見分け方は背ビレや尾ひれのオレンジ色の違いを見れば一目瞭然。オスは尾ヒレや腹ビレにはっきりとしたオレンジの縞模様が出るが、メスはあまり出ない。オレンジの発色もオスはビビットに強く発色するが、メスはあまり発色せず、かなり地味だ。

上の動画はうちにいるミクロラスボラの繁殖行動。産卵の仕方はオスがメスを追いかけ、メスが水草に卵を産み付けるという感じだ。この点では他の魚と同じで、金魚などとも全く同じ。ただ、金魚とは違い、ミクロラスボラハナビは産み付ける卵の数がかなり少ないように思う。

ミクロラスボラハナビは水槽で知らないうちに自然繁殖すると言われているが、うちの水槽では何故か無理のよう。やはり混泳水槽では難しいのかもしれない。ヤマトヌマエビやシュリンプ類、テトラなど小魚がいる場合、大抵は食べられてしまうようだ(エビ、シュリンプは卵すら食べる)。

ミクロラスボラハナビを繁殖させたいなら、面倒でも専用の小さい水槽を用意することが一番簡単な方法だと思う。

30センチ水槽ぐらいならウィローモスやマツモなどの水草を入れ、ミクロラスボラハナビを2ペアかオス匹、メス2匹のトリオ編成で放す。卵を産んだ時点で親魚を本水槽に戻し、後はそのまま自然繁殖に任すといった感じ。フィルターは不要で、産卵後は水換えを極力減らす。

その際、繁殖水槽にはあらかじめ水草をすりつぶして放置しておくといい。インフゾリアなどの微生物が沸くので、生まれた稚魚の初期飼料が不要になるので便利だ。

メスは体もオスに比べ大きくふっくらとするので、一見、ミクロラスボラハナビの雄雌の見分け方は簡単なようにも見える。しかしながら、何故かペットショップではペアで販売をしてくれない。その場合は導入時の失敗も考えて10匹ぐらいの単位で買った方がいい。そうすれば確実に雄雌のペアが手に入る。

ペアで販売しないのは手間の面もあるのだろうが、せっかくの人気と、アクアリスト人口を増やすチャンスを逃してしまっているようにも思える。

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