ミナミヌマエビ

金魚とミナミヌマエビの同居は相性しだい!? 混泳可能なケースも!!

エビにとって金魚は捕食者。よって、普通に考えればエビと金魚の同居、混泳はできない。しかし、金魚にもそれぞれ性格があって、臆病な金魚もいれば、餌の時間になると他の金魚を排除しようとする気の荒いやつもいる。つまり、そう考えると、場合によってはエビとの同居、混泳も可能となるのでは?と思うのである。

うちにいる金魚が良い例で、15センチに達する金魚にも関わらず、エビ(ミナミヌマエビ)との同居、混泳が可能となっている。うちの金魚はとにかく臆病な金魚で、水槽にいきなり近づこうものなら慌てふためくように逃げる。また、餌の時間でも、ミナミヌマエビがいると、その餌になかなか近寄ろうとしない。驚くことに、金魚なのにミナミヌマエビを怖がっているのだ・・・。

 

 


うちの水槽にいるミナミヌマエビは金魚をあまり怖がっていない。水槽に入れた当初はマツモやリシアの浮き草やスポンジフィルターに隠れていたが、しだいに金魚に慣れてくると、大胆にも水槽の底をツマツマと歩くようになった。ベアタンクの水槽で、頭上には大きな金魚が泳いでいるのに・・・。

それどころか、最近では金魚の餌を強奪に来るツワモノが登場した。うちの金魚はかなりのんびりしているのだが、それでも、さすがに餌の時間になると興奮状態になる。水槽に落ちた餌を猛烈な勢いで食べるのだが、それでもミナミヌマエビはひるまない。俊敏な動きで餌(咲ひかり)に近づき、餌を奪い、抱え込む。

うちの金魚にとっては、ミナミヌマエビに抱え込まれてしまってはもうお終いらしい。たとえ餌が見えていても・・・。

エビが金魚に慣れる一方、金魚のほうはエビになかなか慣れないという・・・。なんとも不思議で面白い光景だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)